配車担当のタローです!毎朝天気予報見てますか?
配車をやるなら天気予報をチェックしよう
明日は雨かー、通勤が億劫だなぁ、くらいの感じで天気予報を見ている新人配車マンの皆さん、それじゃ事故の元ですよ!
てなもんで、配車をする上で天気予報はかなり大事な情報です。会話をする上で、
「今日いい天気ですねー」
などの、天気トークは鉄板の話題ではありますが、配車マンの方は結構重要視しているのではないですか?
せめて、今週一週間の天気の傾向くらいは把握しておきましょう。そうしないと、えらい目にあうことがあります。
気をつけるべき天気
雪
豪雪地帯以外の配送網は、雪にめちゃくちゃ弱いです。はっきりいって、4、5センチ積もっただけで、指定の時間にたどり着くことができないくらい、貧弱なインフラだと思っていいでしょう。
雪が降ると、一斉に周りから車がいなくなります。これは、雪による配送遅延を見越して大手がガサッと車を手配するからですが、はっきりいっって車をいくら手配しても配送はうまくいきません。
なぜなら、受け取る側の倉庫もまた、大雪による対応に追われ、荷受ができないからです。乗用車もノーマルタイヤが多く、倉庫にたどり着けない従業員が続出し、結果再配達という形になることが大雪になると非常に多いですね。
ですので、天気予報で雪が現れた場合は、配車マンは覚悟して出社しましょう。予想より雪が降らないことを願うことしか、配車マンはできないと思いますので。
雨・雷
雨の予報が出た時ももちろん注意が必要です。豪雨ならなおさらですが、雨が降ると倉庫の荷受が極端に遅くなる傾向があります。というのも、荷受をするセンターは屋根がないもしくは小さいものがまだまだ多数存在し、雨が降ると荷受バースが極端に少なくなるということがあるからです。
晴れていれば外での荷受ができるのでどんどん捌けるが、雨が降ると1台ずつしか荷受できないのでペースが落ちる。そうなると、配送の次の行程にも影響を及ぼしてきてしまいますよね。
また、雷などの天災も要注意です。落雷の可能性もありますし、正直言って乗務員も人間ですので雷に恐怖を感じてしまうことだってあります。
結果的に速度が落ちてしまったりして、いつものペースで仕事ができないということが起こります。これも配送が遅れていく原因なのですね。
晴れ
一番都合がいいのはもちろん快晴です。しかしながら、快晴すぎて気温がめちゃくちゃ上がってしまっているとしたら、これも配送にはよくない影響を及ぼします。
真夏日などは、トラックのクーラーもあまり効かず、脱水症状などの危険性があります。また、倉庫作業員も暑さのためキビキビとした行動が出来ないかもしれません。
暑さのあまり、トラックがオーバーヒートしてしまったなんてこともありました。快晴だからといって気を抜かず、乗務員にてきせつな誘導をしていきましょう。
花粉
最近の天気予報は花粉の状況まで予報してくれています。
花粉の季節は花粉症の人には大変辛く、判断能力も鈍りがちです。また、薬を飲むことによる眠気との戦いもあるでしょう(基本的に薬を飲んだら車を運転しないようにしましょうね)。
ぼーっとして注意事項を聞き逃す可能性だってあります。できればこの時期の症状が出る乗務員には口頭だけではなく、紙ベースでも指示書を持たせて抜けがないようにしたほうがいいと思います。
私も花粉症なので結構この時期は辛いです…。
まとめ
天気にもいろいろな状況があることがわかったかと思います。大切なことは、どんな天気であれ、なにかしらリスクが存在し、そのことについてどうやってリスクオフをかんがえるかが大事だということですね。
息をするように天気予報を拝聴し、配車に役立てていきましょう。