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荷台に臭いが残るのか?配車マンは配慮しよう!

配車担当のたろーです!

 

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車両を手配する際に、臭いについて配慮していますか?荷台の臭いは結構重要で、臭いがついていると荷物を運べなかったりします。ですので、やりとりしている荷物によっては、きちんと向き合わなければならない問題であると言えます。

 

食品系は臭いにうるさい

 

臭いに対して敏感な業界としては、やはり食品業界です。特にビールの配送なんかは品質に対してかなりうるさく、臭いがついている車両は荷物の積み込みをさせてもらえません。

 

食品なんかは、例えばタイヤなどを運んだ車のゴム臭なんかがついていたりすると、やはり積み込み禁止となる場合が多いです。野菜や魚など生物を運ぶ場合はもってのほかですよね。

 

では、逆に臭いにうるさく無い業界はどこでしょうか?これは、業界というよりは荷物の性質に起因する部分も多いと思いますが、例えば空容器などの製品が入ってない回収系の仕事や、何も乗っていないパレットだけの輸送などはそもそも臭いがつかないので、うるさくありません。

 

荷物の性質を考えて配車を決める

前述の通り、結局のところ運送会社はメインとなる荷主がいる場合、そこ以外の仕事はあまりできないということになるはずです。例えば、食品の輸送をメインに運送を行っている会社が、午後仕事が空いたからといってタイヤを運ぶ仕事を受けてしまうと、ゴム臭がついてしまうため、翌日の仕事に影響が出てしまうわけですね。

 

裏を返すと、仕事をお願いする側としては、臭いがつかない荷物やそもそも臭いを気にしない荷物をもっていると仕事をお願いしやすいと言えます。1日のトータルの売り上げで配車は考えますので、安くても午後に仕事ができるというのは受ける側としてもありがたいわけですね。

 

臭いがつく荷物・つかない荷物

臭いがつくかつかないかは、その業界の仕事をしていない人にはなかなか判断がつきづらいものです。私もメインの仕事以外は正直あまり詳しくありません。結局は、仕事を受ける時に、臭いがつくかつかないかを確認するしかないのです。

 

また、想像をめぐらせるというのも配車マンとしては重要な仕事です。たとえば、洗剤を運ぶ仕事は、日本のメーカーだとそこまで臭いが残りませんが、海外メーカーのものは臭いが残りやすい、とかですね。新品のタイヤは臭いが残りますが、中古のタイヤはそこまで臭いがつかなかったり、とか。

 

これは人生経験なども関係してくるので、新卒の新人配車マンは想像つきづらいかもしれませんね。ですので、初めのうちは聞いてしまうのが無難です。基本はまず自分のメインとなる荷主に迷惑がかからない荷物を抑えることです。

まとめ

配車の仕事をしているといろいろ考えを巡らせなければならないということが、臭いひとつとってもわかるかと思います。

 

仕事を撮るときは、臭いがつくのかつかないのか?は一応頭においておきましょう。まぁ、当日の仕事で2、3時間で荷物が荷台からなくなってしまうというのならば、翌日の仕事に影響を与えることはほぼ無いとおもっていいですけどね。積み置きや幹線で長時間荷台に荷物が残る場合は注意するべき案件です。

 

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