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待機時間を無くせ!運送会社はクレームを言おう!

配車担当のたろーです!待機時間どうしてますか?

 

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待機時間は休憩時間ではない!

 

配送をしていると頻繁に発生する長時間待機。運転していない時間なので、連続運転時間はリセットされますが、拘束時間はどんどん加算されていく嫌な時間であることは間違いない待機時間。

 

最近では働き改革もあいまって、物流業界の仕事の作法を変えようとお国の方も躍起になっているようです。

 

もちろん配車する方からしても、長時間待機が発生することによって次の行程が出来なくなったり、運送会社から待機料を請求されたりと、踏んだり蹴ったりな時間であるわけで、出来る限り減らしていきたいですよね。

 

普段待機が発生しない行程で、長時間待機が発生した場合は運が悪かったと諦めがつく場合もありますが、毎日毎日待機が発生してしまう納品先の仕事が回ってくるときには注意が必要です。おそらく、文句を言わないことをいいことに、とりあえずこの仕事を回しとけ、という仕事である可能性があるからです。

 

ちなみに、これは常用で入っている仕事でのトラブル、もしくはいつももらってる定期の仕事で比較的起こりやすい事例ではないかと思います。

 

クレームを言うことで変な仕事は来なくなる

 

「配車決まってるから今日はやるけど、次は違う納品先にしてよね」

 

荷主に角が立たないクレームの事例としたらこんな言い方でしょうかね。

 

荷主側からすると、文句を言わない常用の運送会社というのは扱いやすいものです。すいません、正直言って私も荷主側に回るときは、面倒な仕事はあまり文句を言わない運送会社に振ってしまうこともあります。しかし、それくらい、文句を言わない運送会社というのは希少になってきているのですね。

 

普段文句を言っていない運送会社からすると、クレームを言うのもなかなか難しいと思いますので、冒頭のセリフを多用するのはいかがでしょうか?はっきり言えば、文句を言わない運送会社がいるせいで、適正でない物流業会が成り立ってしまっているといっても過言ではないのです。ですので、物流業会をちゃんとした業界にしていくためにも、そういった声を上げることが大事になってくるのですから。

 

荷主側もとりあえず対応が出来るから、仕事の対応をしているわけで、誰も出来る人がいなくなってしまったら改善せざるを得ないわけです。ですので、少なくとも運送約款からかけ離れている状況に直面したとしたら、声を上げていただきたいですね。

 

ちなみに待機時間に限らず、付帯作業も同じことです。クレームを言うことで、変な仕事、大変な仕事はだんだん配車されなくなるのでオススメですよ。まぁ、限度がありますけどね、あまり言い過ぎると仕事自体を外されてしまう可能性があるので注意が必要ですが。

 

まとめ

 

理不尽なことにはクレームを言おう!荷主も(荷主の配車担当)それを求めている、ということは念頭に入れておいた方がいいです。クレームが入ることで、配車担当も上の荷主に対してクレームが言えるわけですから。

 

最終的なジャッジは大元の荷主であるメーカーが下します。運送会社はメーカーにまで声が届くように、クレームをいい続けて欲しいと、私は思っています。

 

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