配車担当のたろーです!ゴールデンウィークはきちんと休んでますか?
無くならない休日配送
ゴールデンウィークに限らず、祝日なんかは問屋配送とかをやっている物流会社は休みですよね。ただし、一部祝日配送というのが発生しているところもあります。今でいうと、コンビニ業界なんかはその傾向が強いです。
かくいう私も、休み前に祝日配送の手配をしてきました。私は配車したあとは祝日は休みなので、のんびりと過ごしていますが、配送をしている乗務員はせっせと仕事に励んでいるわけですね。
「何かあったら携帯に電話していいからね」
なって言ってはみたものの、祝日3日目ですが一度も電話は鳴っていません。
「問題なければ電話しなくていいよ」
とも言っていましたので、乗務員も気を使ってくれているのかも。いつもなら終了報告を必ずくれている乗務員でもそんな感じですから、一般的にはやっぱり祝日というのは休むものなのだろうという意識なんでしょうね。
働き方改革だなんだと政府はほざいていますが、結局のところ会社自体がそういうマインドに変わっていかなければ、1ヶ月の仕事時間なんて減るわけがありません。国民の意識も徐々に変わっていってはいますが、それは所詮上流行程の話。我々のような縁の下で働いている人にはまだまだ縁遠い話です。
やるメリットがあるのか?休日配送
実はメーカーも祝日に配送をさせるということはお金がかかる、ということに気付き始めてはいます。というのも、休日配送を行う場合チャーター料金を設定する場合が物流会社は多いからです。
というのも、共配している会社の場合、単一のメーカーのみの配送をするとなると荷量がまとまらず赤字になってしまうことがあるため、一台いくらという形でメーカーから料金をもらわないと配送する会社は割に合わないのですね。
で、結局そうなるとメーカーも物量をまとめなければもったいないので休日配送分は車両1台分は注文してくださいと問屋なりセンターなりにお願いするわけですが、問屋やセンターもロット不良のリスクを抱える可能性があるので、あまり要請に応じてくれることがありません。
結果として、メーカーが損をしてしまうことが多いということになるのです。
ですから、休日配送ってほんとやる意味あるのかな?と私は思います。いっそのこと、休日配送全部やめてしまえばいいのに。まぁコンビニのルート配送とか、休みもシフトで決まっているような会社は別ですが、それだって最近の風潮からするとどうしたもんかな?と疑問ですけどね。
まとめ
休日配送は効率が悪いのでやるべきではない。
これが私の結論です。
…ですが、これは一方から見た場合の理論ということは考えておかねばなりません。会社員として働いている場合はたしかにそうなのですが、起業している側からすると、みんなが休んでいるときほど稼ぎ時、ということもあるからです。
ま、会社員配車マンとしては、そんなの関係ねーって感じですけどねー。