配車担当のたろーです!伝票管理ちゃんとしてますか?
伝票はお金と一緒です
私が乗務員として最初の会社に入った時、一番最初に言われたことが、
「伝票はお金と同じだから、しっかり管理して!」
ということでした。一応弊社でもそういった教育はしていますが、他の会社がどのように教育をしているのかはちょっとわかりません。ただ、配車をしているとやっぱり人によっては伝票に関する考えが甘いかな?というのを感じることがあります。
「積み込み終わりました。出発します」
「了解。伝票はちゃんと持った?」
「伝票は出ないって言われましたよ」
「え、本当に?まだ現場にいる?ちょっと確認するからまってて」
「え、もう出ちゃいましたけど」
みたいなやりとりが結構あります。考え甘すぎでしょ!
受領印こそが配送を確実に配送を行なった証
なんで配車担当が伝票のことを口すっぱく言うかというと(言わない配車マンも結構いますけどね…)、それで痛い目を散々見ているからなんですよね。
例えば、荷主から、
「このアイテムが届いてないって言ってるんだけど、ちゃんと届けてる?」
と問い合わせが来た時、受領印の押してある伝票さえあれば、
「ちゃんと検品してもらって受領印も押してありますから、間違いなく届けてますよ」
と言えるわけですね。
しかし、受領印の押してない伝票だった場合、
「受領印押してないから届けてないんじゃないの?申し訳ないけど、弁金になると思うよ」
と言われてしまっても仕方ないわけです。弁金とは弁償金額のことです。
ですから、乗務員が伝票のとことを気にするのはもちろんのこと、配車担当も必ず伝票のことを気にかけてあげたほうがいいです。
積み込み完了報告をもらってるかと思いますが(もらってない配車担当はいないですよね??)、その時に必ず、
「納品伝票もらった?」
と確認することをお勧めします。というか、必須だと思ったほうが間違いないです。そして、荷下ろしが終わった後も、
「受領印ちゃんと押してもらった?」
と確認することも忘れないようにしましょう。また、時には2台口、3台口なんてこともあるかと思います。そんなときは、誰が伝票を持っているのか?どのように処理したのかを必ず荷主に報告しておくことを忘れてはいけません。
まとめ
乗務員が気にすることは、必ず伝票が出ているかどうかを確認する。そして、出なかった場合は必ず配車担当に報告し、出発せずに指示を待つ。これが非常に大事です。
配車担当は、積み込み時に伝票をちゃんともらったのか?荷下ろし時に伝票に受領印を押してもらえたのか?面倒でもこれをきちんと確認しましょう。あとで、受領印がないことから問題が起こっても、後の祭りだと認識し、事前に事故の芽を積んでおくことが大事です。