配車担当のたろーです!電話口で演技してますか?
何はともあれ演技は大事
通常の業務をこなしている時に、演技は特に必要ありませんが、困った時には演技をする必要がある、そんなお話です。
例えば、どうしても行程が合わず自社や自分の専属車両で時間内に仕事を終わらせることができない場合、別の会社にやってもらうしかないわけです。しかし、どうやっても何を言っても全然その仕事が売れない時があります。
「行程もそんなに悪くない、運賃は少し弱いけどそこまでではない、なぜだ」
まぁ繁忙期に起こりがちなんですけどね。繁忙期ではなくても、週末なんかは車がいなくなりがちですから、余裕ぶっこいていて周りに車がいなくなってしまった、というパターンもあります。
そんな時に、必要になるのが演技なのです!
私の昔の上司がよく電話をする前に言ってました。
「今から劇団先輩を始めるからみとけっ!」
大仰な演技でしたけども、なんだか確かに効果があったような感じでした。うまいこと仕事を売ってましたね、先輩は。
配車マンに必要な演技力
具体的にどんな感じで演技したらいいのか?
これはもう、自分の気持ちを大きく前面に押し出すことが肝心です。配車マンは電話で仕事をやりとりするので、声だけが演技のキーとなりますから、プロの俳優さんのように顔を作ったり、体を使った演技は必要ありません。
本当に困っている時は、声のトーンをめちゃくちゃ落として、
「マジでこの仕事が売れなくて困ってるんです…」
これだけでも十分通じると思われます。普段トーンが低い配車マンなら、逆に声のトーンを上げて、
「本当にこの仕事できなくてヤバイんです!!なんとかやってくれませんかっ!」
こんな感じでもいいでしょう。ベテラン配車マンに頼む時は上記のような感じですよね。
対等な立場の配車担当だったら、
「マジでこれやってくれよ!頼むよ!どうしても売れなくてヤバイんだよ!」
こんな感じでもいいかもしれませんよ。
演技というのは、実際には普段との乖離で相手の感情に訴えることができるので、いつもと違う感じで話をするのが重要ということですね。
演技を生かす為に最も必要なことは普段の付き合い
上記のようなことを踏まえると、演技を最大に活かせるのは普段の付き合いが密な配車マンに対して、ということがわかるかと思います。
結局のところ、このような演技をしたとしても普段付き合いがない配車マンからすると、
「ふーん、大変だね」
で終わってしまうわけです。私もよく知らない人から電話がかかって来て、
「めっちゃ困ってるんでこの仕事やってくれませんか?」
なんて言われたって、
「いや、車いないものはいないんで」
で終わってしまいますもんね。しかし、普段から助けたり助けられたりしている配車マンであれば、
「わかった、なんとかするよ」
と言いたくなるのが人情だと思うのです。そのために、普段からいろいろな人と関わりを持って、お互いを助け合える関係性を作っていきたいものですね!
まとめ
困った仕事をやってもらうには演技力が大事!
そしてその演技力を活かすには、普段からの密な付き合いが大事!
ということですね。
情けは人の為ならず、なのです。