配車担当のたろーです!紹介されてますか?
仕事をするなら紹介で、は正しい
みなさんは、新規の仕事をする際に、どうやって案件を取ってきますか?飛び込み営業ですか?電話営業ですか?FAXをいろんな業者に送る、なんて手法も中にはあるかもしれません。
しかし、その手法、9割うまくいきません!
なぜでしょうか?逆の立場に立てばわかりますよね?例えば、会社に電話がかかってきて、
「御社と取引したいのですが、よろしいでしょうか?」
なんて言われて取引を開始しますか?もしくは、送られてきたFAXに、
「今週一週間限定!焼肉食べ放題飲み放題!3000円ポッキリ!」
という触れ込みがあったとして、個人経営風の焼肉店に行きますか?9割方行きませんよね?
それと同じことで、無差別ランダムな営業手法というのは時間の無駄であり、時間と金の浪費です。
しかし、電話がかかってきて、
「〇〇物流の部長様より紹介されて電話差し上げているのですが、たろー様いらっしゃいますか?」
なんて言われたとしたらどうでしょう?〇〇物流がよく仕事をする取引先だったとしたら、無下に話を聞かないなんてことは出来ませんよね?
「美食家〇〇も認めた味!東京に登場!」
こんなフレーズがついたチラシがFAXで送られてきたらどうでしょうか?FAXはあまり効果ないかもしれませんが、9割無視だったのが8割無視くらいに減るかもしれません。
何が言いたいかというと、紹介というのはされた側にとってはそこそこの威力を発揮するということです。
紹介への道
私も新人の頃に、先輩や上司からいろいろな人や会社を紹介してもらいました。一番のメリットは、紹介してくれる以上は紹介してくれるに足る人物が対象だということですね。つまり、仕事が出来る人を紹介してくれるということです。
配車のことを何も知らない小僧に、色々と教えてくれる人ばかりだったので、色々勉強になりました。
まぁ中には合わない人もいましたが、人間ですからそれはしょうがないことですよね。表面だけの付き合いになってしまう人も中にはいます。しかし、その合わない人の社内の配車マンと仲良くなったりで、会社同士の繋がりは続いていたわけで、紹介のメリットはあったのかなと思います。
さて、とはいえ、紹介される側の我々はただ紹介されるだけでいいのでしょうか?
そうなんです、紹介という制度は、実は紹介される側にも適性が必要なのです。つまり、こいつは他社に紹介してもいいな、と上司に思われる能力や人柄を備えているか?が重要ということですね。
これは紹介する側に立てば意味がわかるかと思います。例えば友達が、
「誰か女の子紹介してよ」
と言ってきた場合、大切な友達をそいつに紹介してもいいのか?と考えることとよく似ていますよね。
今まで仕事上でうまく付き合ってきた配車担当を、部下のこいつに紹介して大丈夫か?と先輩や上司は考えると思うんですよ。そこのレベルがクリアできれば紹介への道はひらけたも同然です。
先方から求められる紹介もある
仕事を一生懸命にやっていると、ある時を境に、
「最近、営業に行くとお前の名前がよく出てくるよ。今度紹介してくれって先方の部長に言われたぞ」
なんて話題が出てくるようになります。これは、よく仕事をしている配車担当が、上司に対して報告した結果ですね。
私の会社でも定期的に上司から、
「あの会社の配車マンはどうだ?」
と聞かれます。上司や先輩からしたら、昔は誰々という配車マンがいたけど今はいるのかな?とか、新しい配車マンはいるのかな?とか探りを入れたりしているんだと思います。そんな時に、
「たろーって配車マンとよく仕事やりあってて、車結構出してくれるんですよ」
なんて名前が上がったりすると、その上司も名前を覚えてくれるわけですね。で、営業に先輩なりが行くと話題に上がるというわけです。配車担当の営業活動と言ったって、6、7割は世間話ですから、普段ちゃんと仕事をしていれば高確率で名前はあがるものです。
つまり、普段の仕事をしっかりやって、信頼と名声を高めて紹介につなげよう!というのが結論です。
まとめ
新規の仕事をゲットするには、
- 仕事を頑張る
- 名前が売れる
- 紹介される
- 仕事が増える
の繰り返しということです。
紹介は新しい仕事をとる近道ですが、まずは紹介されるようにならなければなりません。
新しい仕事をとるために、普段の仕事をちゃんとやろう!ということですね!