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簡単に出来ると言わない方がいい理由

配車係のたろーです。

 

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今日は忘備録的なお話です。というのも、これは最近私が仕事でやっちまった話でもあるので…。

 

ある仕事に対して私は簡単に、

 

「できますねー」

 

と答えたのですが、実際には簡単に出来るような話ではなかった、ということがあったのです。私が簡単に出来ると言ってしまったために、会社で大問題になってしまったんですね。

 

久しぶりに反省案件でした…。

 

どんなリスクがあるかを考える

 

上記の私の場合は取扱の仕事ではなく、自社での仕事の話なので話をわかりやすくするために取扱の仕事に置き換えて話してみたいと思います。

 

例えば、

 

「4t貨物でパレバラの仕事なんだけど」

 

という案件を聞いた時に、運賃が良かったら安請け合いで、

 

「やりまーす」

 

なんて言っちゃいそうなものですよね。

 

しかし、ベテラン配車マンならわかるとおもうのですが、パレバラの仕事は、

 

  • 下ろした時のパレットはどうするの?

 

という問題があるわけです。

 

取扱の仕事をやり始めたばかりの新人配車係だと、そういうことに頭が巡りませんのでついつい安請け合いしがちですよね。

 

この辺は確かに経験によるものも多いんですけども、実際にこの仕事やった時のオペレーションはどうなるのかな?というのは一度立ち止まってみるのも必要です。

 

他にも例えば、バラの仕事で時間制限がある場合とかは注意が必要ですかね。その時間設定って、バラ積みした後に間に合うの?とかね。

 

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簡単に「出来る」と言うべきという話もある

 

しかしながら、簡単に「出来る」と言った方がいいよ、という説もよく聞かれますよね。

 

正直言いまして、私が冒頭で言ったこともこれでした。とりあえず安請け合いでもいいので出来ると言っておいて、あとでやり方は考えよう、ということですね。

 

とりあえず「出来る」と言っちゃう方法というのは、確かに有効な場面というのはあります。そして、それが成功すれば依頼をする方からすると簡単に仕事が決まるので、とりあえず最初に仕事の話をしてみるか、となる可能性があるので見返りも大きかったりします。

 

ただ私のように大問題になる可能性もありますので、その見極めは注意が必要ですね。会社や一緒に仕事をしているパートナーなどとの相性もありますしね…。


責任を持って出来るかどうかがポイント

 

結局のところ、その案件に対して責任を持てるかどうかが簡単に「出来る」と言っていいかどうかの判断基準ということですね。

 

例えば、自分が動かせる車輛がある場合、ある程度の案件は自分の責任でカバー出来るでしょう。まぁ大変な仕事の場合は、自分で乗務員に根回しや相談をしなければならないでしょうけど。しかし、それを自分の権限でできるなら問題ないわけです。

 

しかし、例えば運賃がいいからと言って10台口とかの仕事を取ってしまった場合、傭車が見つかればいいですが見つからなかった場合は自分の権限ではどうしようも無いですよね?

 

そう言う場合はやはり上司と相談するのがベターです。

 

自分の権限を超えているものについては注意が必要です

 

会社同士で行うプロジェクトのような大きいお話になってしまうと、ちょっとした場面でも大問題になりかねません。社内でも関係各所が入り乱れるような案件も注意が必要ですね。

 

自分がネゴシエーションできるような立場ならいいですが、大抵は、

 

「なんでそんなこと勝手に決めたんだ!」

 

と怒られるのが常です。

 

ちなみに、冒頭の私はこのパターンでのやらかしでした…。上司にエライ怒られてしまいましたよ、とほほ。

 

私も気をつけていきたいと思います。

 

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