物流だ!配車マンの苦悩、ストレスの日々

弱小物流配車マンが物流のあれやこれやを配信

乗務員の給料事情。歩合といってもいろいろある?

配車係のたろーです。

 

乗務員さんがどれだけ給料をもらっているか知っていますか?

 

f:id:butsuryu_man:20180930223347j:plain

 

乗務員の給与は会社によってまちまち

 

おそらく自社の乗務員についてはだいたいこんなもんだろう、というのは把握しているかと思います。給与規定がある会社であるならば、そこからは役職手当や評価がどんなもんかで変わるくらいですからね。

 

しかし、他の会社の乗務員になると、どれだけもらっているのかわからないのではないでしょうか?

 

特に運送会社なんかは、歩合制を取っていることが多く、日給月給であることも多いため、日当がどんなもんかを知らなければ概算すらできないわけですからねぇ。

 

運送会社のスタイルにもよりますが、ガッツリ稼ぎたいのか定時で帰れるサラリーマンスタイルがいいのかでかなり変わっているようです。

 

歩合制の運送会社

 

運送会社の給与形態といえば、歩合というのが最も一般的なのではないでしょうか?運送会社は9割以上が中小企業ですから、働いた分だけ払いますよ、という取り決めが一番やりやすいのではないかと思います。これならば、入ってくる金額以上を乗務員に支払わなくていいので会社経営がやりやすいという理由かと思います。

 

一方で乗務員も、働けば働くほど給料が上がるのでやりがいはあるのではないでしょうか?歩合の割合としては、売り上げの30%や40%といった感じで決まることが多いようです。もしくは、やっている仕事のコースごとに単価が決まっている、という感じでしょうかね。

 

また、会社によっては個別の取り決めが存在していることもあり、例えばバラ積みの仕事をした場合は単価+50%アップとか、長距離やったら短歌アップとか、積み置きと当日で単価設定が違ったり、色々あるようですね。私もあまり根掘り葉掘り聞いたわけではないので定かではありませんが、会社によって本当に歩合の計算は違うみたいです。

 

www.butsuryu.xyz

月給制を取っている運送会社

 

私は最初から月給制の会社で乗務員として働いていましたので、正直、日給月給という給料の支払い方があることを知りませんでした。

 

月給制のいいところは、どんなに暇でも一定の給料が保証されているところですね。有給の扱いもわかりやすいですし、ボーナスも月給の◯倍とかという感じで決まっています。

 

逆にいうと、忙しい時には残業代以上の賃金が発生しないところがデメリットと言えるかもしれません。バリバリ働いてガツっと金を稼ぎたい!という人には向かないかもしれませんね。

 

日給月給制をとっている運送会社

 

歩合とあまり変わりないように思いますが、大体は1日いくらみたいな計算のパターンですね。この場合、出勤したかしてないかだけがポイントで、あんまりプラスアルファがないような感じみたいです。二回戦したら、プラスというのはあるようですが、それも仕事に対するパーセントバックではなく、二回やったらいくら、みたいな計算方法が多いようです。

 

ハローワークなんかの求人によく出ている給料パターンってイメージです、なんか昔よく見たんですよねこれ。

 

ちなみに、日給月給+歩合というのもよくあるパターンではあります。日当とあとはやった仕事に対するパーセントバックですね。こちらはよく聞きますので、運送会社はこれがスタンダードなのかな?

 

配車係として考えること

 

どちらにしろ、配車の売り上げが乗務員の給料になるということは頭に留めておかないといけません。月給であれば、一ヶ月にいくら売り上げれば乗務員の給料分はペイできるな?という計算ができますよね。日給月給であれば、1日の売り上げが日当以下の仕事というのはあり得ないわけです。

 

歩合の場合でも、モロに乗務員の給料に直結しますので、責任重大です。あまりにも少ない売り上げになってしまった場合、乗務員の給料も下がってしまうので、最悪の場合転職してしまう可能性だってあるのです。

 

しかし、それさえクリアしてしまえば、配車係の仕事は面白いものとも言えます。運送会社で売り上げを上げられるか否かは配車係次第なので、経営が増収増益!と社長が喜んでいればそれは間違いなくあなたの功績なのですからね。

 

ただ、売り上げ至上主義になると、乗務員との関係がぎくしゃくする可能性もあります。こればっかりは、対人スキルなので、向き不向きがあるのも事実です。ヤカラみたいな乗務員と、草食系の配車マンじゃ説き伏せるのもなかなか分が悪いでしょうし…。

 

その辺のテクニック的なことも、そのうち言及してみたいですねー。

 

www.butsuryu.xyz