配車係のたろー(@haisyaman_taro)です!
2019年4月15日に港湾関係でストライキとなったそうで、週明けの月曜日の仕事を軒並みキャンセル食らい死にそうでした。
ニュースソース貼ろうと思ったんですが、ちょっと発見できなかったんですよね。そんなに大々的な話じゃなかったのかな??
ストライキってキャンセル料発生するの?
取り扱いの仕事をしていると、キャンセルや日延べというのは結構あることだと思います。
しかし、よくあることだとはいえ、さすがに前日の夕方くらいにキャンセルが発生した場合、キャンセル料が発生するものです。その頃には流石に周りもあらかた仕事は決まっており、同等の金額の仕事を探すことが困難ですからね。
では、今回の場合はどうなのかな?と言いますと、
キャンセル料は発生しませんでした。
もちろん、弊社が受託している仕事に限っては、という条件付きではあります。もしかしたら、他の会社さんはちゃんとキャンセル料が出ているかもしれません。それはそれでラッキーだとは思いますが。
前日のキャンセルは揉める要因の上位
ここ数年ストライキで仕事がキャンセルってあまり聞いたことなかったので、レアケースだと思います。しかし、通常の仕事のキャンセルってのは頻繁に起こる印象があります。その際に揉めるのが、キャンセル料をどうするか?という問題です。
なんとなく暗黙のルールで、前日でも午前中までならキャンセル料は発生しないというのが一般的なんですかね?
中には強気の荷主で15時くらいにキャンセルになっても、前日なんだからキャンセル料は払わない!という方もいらっしゃいます。上記でも説明しましたけど、そうなるとその日の売り上げがどうにもならない場合があるので、とんでもない話なんですけどね。
正直、私はそういうことされたら二度と同じ荷主からは仕事をもらいません。危ないので。
しかし、最近では逆に運送会社のほうが強気に出てくるパターンも増えてきているのが悩みのタネだったりするんですねー。
強硬にキャンセル料を主張する運送会社
仕事のお願いをしていて、2日前に急遽荷物が間に合わず日延べになったとしましょう。
「もう車用意しちゃったよ!キャンセル料貰わないと納得させられないよ!」
こんなことを言われる回数がめちゃくちゃ多くなりました。
今までの我々の暗黙ルールからは、かなり逸脱した厳しい条件です。昔でしたら、
「そんな二日前のキャンセルでキャンセル料なんて聞いたことねーよ、もう次回からオタクには頼まないからいいよ!」
と強気で言えていたはずの荷主ですが、今はトラックが少ない時代です。いつもやってくれている運送会社に撤退されたら、他を見つけるのがかなり厳しいわけですね。
泣く泣く、荷主もキャンセル料を支払う、という形です。
荷主からすると世知辛い世の中になったもんだ、と思うかもしれませんが、実際運送会社としてもそうせざるを得ない理由があるんですよね。そもそも、運送会社自体もあまり自社の車を余剰に抱えていることは少なく、例えばスポットでどうにかお願いできないか?と言われた仕事があった場合、他の運送会社に車を頼んでいるのです。
すると、逆にその運送会社自体が荷主になってしまうわけで、お願いした仕事を断ったときにキャンセル料を請求される可能性がある、ということなんですよね。
厳密なルールを適用するしかない
配車係の取り扱いの仕事は、電話一本で数万円のやりとりを行います。発注書は後から発行されることが多く、細かい契約についてはおざなりになっています。ですから、イレギュラーがあると揉めるわけです。
本来であれば、発注書や依頼書をきちんと送り、トラブルがないように仕事を進めなければなければいけませんよね。
今の取扱の仕事のスタイルがある限り難しいとは思いますが、明確なルールの元、仕事をするようになれば揉めることは少なくなるのになーと思った日曜の午後でした。