物流だ!配車マンの苦悩、ストレスの日々

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心を閉ざす配車係。繁忙期は何もできません!

配車係のたろー(@haisyaman_taro)です!

 

GW突入ですね!連休明けは車情報仕事情報はどんな感じになっているんでしょうね?

 

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繁忙期に心を閉ざす配車係

 

年末やGWなどの大型連休の前は、物量が跳ね上がることが多くめちゃくちゃ忙しいですよね。しかし、取扱の仕事をしていると、本当に忙しいのかな?と思う時がありませんか?

 

  • 忙しいはずなのに、電話が鳴らない。
  • 忙しいはずなのに、電話をしない。

 

これ、配車係が全員心を閉ざしているからなのですね。

 

仕事はあるけど車がない

 

物流の仕事は、各会社によってオーダーの時間が異なります。例えば、2019年のゴールデンウィーク前で言うと、4/26の配送のオーダーがわかるのが、

 

  • 4/24にわかる
  • 4/25の午前中にわかる
  • 4/25の午後にわかる

 

みたいな感じで、各々の会社によって異なるわけですね。これは預かっている荷物や、荷主からのオーダーのタイミングによって変わってしまうので仕方ないことなのですが。

 

この場合どういうことが起こるかと言うと、4/25の午後に自分の会社のオーダーが決まる会社からすると、4/24の会社のオーダーの電話をもらっても、

 

「まだ車が出せるかわからない」

 

となってしまうんですよね。逆に、4/24のオーダーを受けて、車が一台余ることがわかった会社があるとして、4/25の会社に、

 

「仕事何かない?」

 

と聞いても、

 

「まだどんな行程があるかわからない」

 

となってしまうわけです。まぁ、いつもその会社の仕事を受けていて、いく場所がわからなくてもとりあえず入れておいてくれ、なんてのはできるかもしれませんけどね。

 

このように、連休前は需給のバランスが著しく崩れているため、どの配車係も何もできないという状況に陥ってしまうのです。私はこの状態を、配車係が心を閉ざしている、と呼んでいます(笑)

 

出来ることは何もない。心の氷解を待つのみ

 

色々試してみましたが、正直出来ることがは何もなかったですね。

 

閑散期にどれだけ仕事をあげて、心を掴もうとしても結局は繁忙期の自社の荷物が膨れてしまうと、配車係としては自分の会社を優先せざるをえません。人情で落とそうにも、限界があるということです。

 

大人しく、オーダーが確定して荷物がマッチング出来ることを待つしかないということですね。

 

ただし、確定後の動きをきちんとしてもらうために、情報だけはちゃんと流しておくことが大切です。どうせ電話しても話も聞いてくれないし、と思いがちですが配車係も人間ですから本当に困っている時には助けたいと思うもの。最初に電話をもらえるように、人間関係を構築しておくことだけは忘れないようにしたいですよね。

 

次の繁忙期の仕込みをやろう

 

GW明けは閑散期になることが予測されます。

 

ここが勝負どころです。全員を救うことは難しいですが、車両を多く確保している会社があれば、積極的に仕事を流して恩を売っておくことがポイントになるかと思います。

 

…というわけで、なんか仕事ください、皆様。よろしくお願いしますね(笑)