配車係のたろー(@haisyaman_taro)です!
皆さんは第一印象を大事にしてますでしょうか?お客さんが来た時、あるいはお客さんのところに訪問した時、その時の印象が後々までに関わってくるというお話です。
第一印象は5分で決まる?
私は人見知りであがり症だったので、その昔心理学に関する本を読み漁っていたことがありました。その際に色々な本に書いてあったのは、第一印象というのは1分〜5分で決まってしまいますよ、ということ。確認のために最近の風潮も調べてみたら、第一印象は0.2秒で決まるというのもありました(笑)、早すぎ!
そして、第一印象というのは一度決まってしまうと覆すのが難しいという側面もあります。
皆さんも経験あると思いますが、なんかこいつ合わないなと思う営業の方からの話はスルーする傾向にないでしょうか?どれだけその人がいいことを言っていても、最初の印象が負の感情になっていると、どうしてもそのイメージを払拭できずひきづられてしまうんですね。
声のトーンに気をつける
配車係というのは、電話で仕事を行うわけですから、実際は会ったことない人とのやりとりが大半になるかと思います。先ほどの例では、訪問したりされたりした場合を想定していますが、配車係として仕事に就いた時はファーストコンタクトが電話であることが多いかと思います。
配車マンとしては、この際の声のトーンや言葉遣いには十分気をつけることをお勧めします。
私も最初の頃は名前を覚えてもらおうと協力会社に電話しまくりましたが、配車なりたてで自信も無いし、ボソボソと喋るような感じでした。これ、今では逆の立場になっているのでわかるのですが、こんなボソボソと自信無さげに電話が来てしまうと、
「うわ、こいつ仕事できなそうだな、大丈夫か?」
となってしまい、仕事をもらったりすることが出来なくなります。そして、その第一印象は覆すのが非常に難しいという理論により、しばらくは電話してもそっけない態度を取られてしまうという状況になってしまうわけですね。
新人でもせめて声は大きく、明るく元気にしてもらいたいものです。また、指導する側の先輩配車係も気をつけてあげてほしいものですよね。
印象が良くなればこっちのもの
さて、では第一印象が良かった場合、どういう状況になるかということを簡単に説明しましょう。
実は、印象が良かった場合、あるいは仕事を通じて印象が良くなった場合、今度は逆の作用が働きます。一度決まった印象は覆りづらい、という法則に当てはめれば、悪い方向に印象が傾くことはそうそう無いということです。
ベテラン配車係の人だったら経験あると思いますが、例えば協力会社の配車係と2、3年に渡り仕事をしていて、この配車係は信頼できる、任せておけば安心と思っていたとします。仮にその配車係が、何か一つミスを犯してしまい、手配漏れや欠車をしてしまったとしましょう。
その協力会社の配車係の評価は著しく低下するでしょうか?
おそらく、
「珍しいこともあるもんだなー、今度は気をつけてよね」
くらいになるのでは無いかと思います(もちろんミスに対するリカバリーは必須ですよ)
あるいはもっと簡単な話、例えば信頼している親友と遊ぶ約束をしており、約束の時間に彼が来なかったとしましょう。電話してみたら、寝坊してしまって、約束の時間に間に合わなかったことが発覚しました。
彼とは金輪際遊ばなくなりますでしょうか?
その場で怒ることはあっても、もうお前とは遊ばねぇ!とはならないはずです。
相手からの印象を良くしておくというのは、それ自体が自分の仕事に役立つということなんですね。
とりあえずファーストコンタクトにだけ気をつける
とはいえ、新人配車係や別の会社で配車係を始めるにあたっては、とりあえずは声でのコミュニケーションしかとれないわけです。ですから、上記で書いたようにとりあえず声のトーンをあげ、印象を悪くしないようにすることを心がけるだけでも全然違うと思います。
あまりにもあざとくてもどうかと思いますが、自分のパーソナリティを崩さない程度の適度な脚色は仕事をする上では必要だと思いますので是非参考にしてみてください。
ちなみに、この印象のお話というのはメンタリストのDaiGoさんのYouTubeチャンネルでよく紹介されているので、興味があればみてみると面白いと思います。エビデンスも交えつつ、科学について解説しているので非常にわかりやすいです。