配車係のたろー(@haisyaman_taro)です!
乗務員のみなさん、納品先に勝手に電話していませんか?もしかしたらそれ、クレームの原因になってるかも?
納品先に直接電話をする乗務員
「あのー、明日そちらに納品に行く乗務員なんですけど、納品時間って朝何時からですか?」
こんな電話が弊社にもかかってくることがあります。一応弊社も物流倉庫なんつーものを運営していますので、こういう電話がかかってくるんですね。
私なんぞは非常に心優しい配車係ですので、そんな電話がかかってきても、
「あー、納品ですよねー、朝8時から納品開始になってるんで、それくらいを目安に来てくださいねー。今の時期なら暇なんで、朝早めに入って待機してても大丈夫ですよー」
くらいベラベラと喋りまくりますね。
しかしながら、弊社にも心優しくない配車係や、配車すらやってない事務のおばちゃんもいますので、そういう人に当たると、
「手配された配車係に聞いて!(ガチャっ!!ツーツーツー…)」
的な感じでガチャ切りされちゃうからね(マジです)。
場所によっては直接確認NGな場所も
上記のように、ガチャ切りされる得意先って実は結構ありまして、私も経験あったりします。
乗務員の時代はいい子ちゃんだったので、自分で得意先に電話をするなんてことは間違ってもしなかったのですが、配車係となってしまった今となっては、乗務員の代わりに得意先に得意げに電話しちゃったりします。
乗務員「明日の納品なんだけど、何時から大丈夫かな?」
たろー「あーじゃあちょっと荷主に聞いてみるわ」
(めんどくさいから直接納品先に電話してきいちゃお)
的な。
で、乗務員のフリして電話をかけたらガチャ切り、みたいな。
これは今思い返すとNG行為なんです。私が乗務員に言ってるように、きちんと荷主に聞いて確認するのがベターです。
上記はお茶目に書いてますが、実際これで勝手に電話してくるやつがいるということで大クレームになり、始末書まで書いたことありますので、本当に直接確認はやめた方がいいです。
ちょっと教えてくれるくらいいいじゃん、って思うんですけどね。納品倉庫には納品倉庫の理由がありますので、そういうもんだと思うしかないでしょう。
納品倉庫の事情を考えてみる
とりあえず、上記まででこのコラムは終わりでいいんですが、せっかくなのでなんでそういう対応に納品倉庫がなるのかをちょっと考えてみたいと思います。
納品台数が桁違いに多い
例えば、1日に納品の車が100台とか来る場合、みんながみんな納品時間の確認で倉庫に電話をかけてくると、それだけでかなりの時間がかかってしまうことになります。
倉庫というのは現場作業員は潤沢にいる一方、事務方の人間は最小限で運営していることが多いので、仕事の量が人数に対して膨大になりがち。そこで大した話ではない電話がなるといちいち手が止まることになってしまいます。
そこでメーカーや業者に対して、直接確認の電話をしてこないように、というルールにしているというわけです。
事務方が極端に少ない
納品台数の方でも書きましたが、事務方が極端に少ない事務所もあります。
本当に極端ですが、倉庫なのに事務員一人ってパターンも存在します。配車係一人ってのはよくあるんですけどね。倉庫で事務一人って結構ヤバイ人材配置だと思うんですが…。
そんな倉庫だと、もちろん余計な電話を嫌いますよね。
そういったわけで、かくして電話NGになってしまうわけです。
そもそも電話が嫌い
これ、身も蓋も無いんですが、電話が嫌いっていう倉庫もあるんですよ。身内からの電話しか受け付けない倉庫。
元々は自社の荷物だけ扱っていた倉庫が、営業倉庫として他の荷物を扱い始めたりすると、元いた職員なんかがこういう態度を取りがちという感じですかね(経験則です)。
こういう倉庫は、他にも電話窓口があったりするので、メーカーとかは連絡を取れる場合が多いです。
しょうがないので、荷主を通してお願いをするしか無いってところですねー。
勝手に電話をしないようにしましょう
他にも理由があるかもしれませんが、パッと考えただけでもこれだけ出てきますので、乗務員の皆様におかれましては、とりあえず直接電話するのは避けることをお勧めします。
ちょっとしたクレームですが、無いに越したことはないですからね。
そして怒られるのは配車係ですからね…。