配車係のたろー(@haisyaman_taro)です!
配車の仕事をしていると、なんだか対応が遅いなぁなんて思うことないですか?いや、配車だけではありません、仕事全般においても、その仕事よりもこっちの仕事を先にやってほしいなぁってことあると思うんですよ。
一体全体、優先順位ってどう決まってるんでしょうかね?
優先順位が対応の順番を決める
解説しなくてもわかるとは思いますが、基本的にはその人にとって大事なことが行動の優先順位となりますよね。
配車の仕事で言えば、
- 到着時間を教えてほしい
- この仕事を受けられるか教えてほしい
という話が一度に来た場合、どちらを優先しますか?という事です。
この文だけでは優先順位は人によってマチマチでしょう。しかし、実際の仕事ではここに条件が加わります。
- (現在9時で)15時までに到着すればいい仕事の到着時間を教えてほしい
- (行程があう空車を先ほど聞いた後で)この仕事を受けられるか教えてほしい
この場合で言えば、どう考えても後者の方を優先しますよね?先に空車の情報を教えてくれた会社に電話をしませんか?
逆に、
- (現在15時半)15時までに到着すればいい仕事の到着時間を教えてほしい(延着中)
- (明らかに受けられる行程じゃない仕事の)この仕事を受けられるか教えてほしい
といった場合は、延着している方の運送会社に連絡を取って確認しますよね?
優先順位の上げ方
このように同じような質問でも条件が変われば優先順位は変わるものです。
ということは、どうにかして優先順位を上げることができれば自分の要望に対するレスポンスを早くすることが可能ということではないでしょうか。
取扱の仕事においては、早い者勝ちというのが常ですからレスポンスは早くほしいものです。
私も今日タッチの差で取られた仕事がありました…。片電で仕事を取られる瞬間を聞いていたのは悔しいものですねぇ(苦笑)
ですので、できるだけこちらを向いてくれるようなテクニックを使うのが必要なのかなと思っています。具体的に言うと、条件付けをするという感じでしょうか。
条件の付け方
と言っても、私は心理学者でもないので実際に効果があるかはよくわかりません(笑)
ですが、なんとなく効果がありそうな気がします。というのも私が逆にやられると急き立てられる感覚があるからです。
一番簡単な条件づけは金銭ですね。例えば、普段3万くらいしか出ない行程なのに、4万の仕事が出てきたら目の色が変わるはず(もちろん、何か裏があるんじゃ?とも思いますが)。
また、時間で区切ると言う条件もあるでしょう。9時の段階で9時半までに回答が欲しいと伝えるとか、ですね。
12時着の仕事で、到着に約2時間弱というときに10時に積み上がったとします。積み地で伝票が出なかった、という報告を積み上がりで乗務員から報告を受けた場合、
「積み地で伝票が出ないって言ってるんですけど大丈夫ですか?すぐに出ないと間に合わないんですけど」
なんて言われようもんなら、とりあえずこの件に対してすぐに対応しなきゃ!となりますよね。
言葉で「すぐ」とか「間に合わない」とか急かすような言葉を使うのも効果的かなーと思います。
日常的に使うことは得策ではない
こういう優先順位を上げるテクニックというのは、確かに必要な場面ってあるんですけど、多用するべきではないかなーと個人的には思います。
あまりにも急かしすぎるとミスを犯すこともありますし、何よりせかせかしてて仕事がやりづらいと思われる可能性もありますからね。同じマインドの人ならいいんでしょうけど、みんながみんな急いで仕事をしているわけじゃないでしょう。
私もあまり急かされるのは好きではないので、あんまりせっかちな配車係とはちょっと合わないかなーと感じてしまいます。何事もほどほどにしておきましょうね。