配車担当のたろーです!震災時の物流の仕事ってどう考えますか?
被災地で物流が止まる
2018年6月18日に大阪府北部で震度6弱の地震が起きました。死亡者が出る痛ましい災害となってしまったわけですが、これで思い出すのは東日本大震災の時の物流についてです。
私もそれなりに長くこの業界にいますので、何度か地震が起きた時の物流状況を目の当たりにしています。幸い、大震災の直撃を受けた場所にはなかったのですが、それでも配送がままならず、不安な日々を過ごしたことを覚えています。
今回の地震でも、震災の中心では物流網がストップし、荷物が届かないなどの支障が出ていると聞きます。阪神淡路大震災や東日本大震災の時の教訓を生かし、震災時における物流網についてぜひとも政府主導で行ってもらいたいものですね。
ロジスティクスの活用を!
物流を勉強していると、ロジスティクスという言が出て来ます。ロジスティクスとは、原材料調達から生産・販売に至るまでの物流、またはそれを管理する過程のこと(wikipediaより)。
佐川急便なんかが、CMでも盛んに使用している言葉でもありますね。ようするに、物流の一括管理を請け負いましょう、というメッセージです。まさしく、震災時に必要になることがこのことでしょう。
震災で被災地に物資を届ける場合、いろいろな要素が絡み合って物流が滞る自体が発生します。私が東日本大震災の時に直面したのは、
- 道路が混んでいる
- ガソリンが足りない
- 商品が下りない
といったところ。この辺は、国土交通省が討論会なんかでも問題に上げていたところでしたので、政府も把握していることでしょう。
計画的な道路封鎖や、ガソリンなどの燃料の統制なんかは政府主導でロジスティクスを発揮しなければならないところだと思います。企業は利益を上げることが命題ですから、いつ起きるかわからない災害に対して積極的に対策を考えることはないはずですね。
ですから、日頃から政府が、ヤマトや佐川なんかとタッグを組んでこういった問題に取り組んでいって欲しいものです。
最後に
私のような下っ端配車マンが震災時の物流についてあーだこーだ論じるのはちゃんちゃらおかしいかとは思いますが、ちょっとでも震災においての物流を考えるきっかけになればと思い記事にしてみました。
この記事はできればどんどんアップデートしないとな、と思っています。