配車担当のたろーです!高速指示どうしてますか?
利益を圧迫する高速道路の使用
忙しい時は間違いなく使用することになる高速道路。しかし、これがまたトラックだと高い高い。基本的には高速道路は使用しない方が望ましいのですが、止むを得ず乗ってしまう場合がありますよね。
積み込み時間or納品時間に間に合わない場合です。
一般的に配車するときは行程と行程を結ぶ作業になりますので、パズルのように組み合わせることになるわけです。しかし、そのパズルにおいて不確定情報が多数存在していて、そのことが日常のトラブルとなって降りかかってくることがあるわけです。
最たる例が待ち時間が発生して積み込めないor降ろせないということです。
で、長時間待機なんかが発生した場合、何時までに納品してね、とか何時までに積み込み場所に入ってね、ということが守れなくなるわけです。そこで配車担当は、
「全線高速で向かってくれ!」
と指示を飛ばすわけですが…。
時間に余裕があれば、こんな指示を出さない方がもちろんいいわけです。前述の通り、高速道路を使用すればするほど、利益を圧迫するわけですからね。ですので、仕事をもらう時も、
「別高つくよ(別で高速料金がでます)」
という言葉にめちゃくちゃ弱いわけですね。まぁ運賃にオンされているかされてないかの差ではありますけども。ただ計算はしやすくなるので、やっぱり別高の仕事は魅力が高いです。
いかに高速道路を使用しないようにするかが利益を確保する鍵
しかしながら、基本的には高速料金というのは出ない場合の方が多いです。ですから、持っている仕事の組み合わせを考える時、この仕事はハマるな!とか、この仕事は荷離れがいいぞ、なんてのは常に過去の経験と照らし合わせて荷組をしないといけません。
普段やっている仕事については、データとしてノートとかエクセルファイルなんかに保存しておくことをオススメします。そういう蓄積をしておけば、例えば後任者に配車を譲る時もスムーズにいきますからね。
とはいえ、どうしても高速道路を使用しなければいけない場面も出てくるでしょう。ですから、主要な道路を使用した時にどれくらいの料金がかかるかを把握しておくことが重要です。運賃と人件費を重ね合わせ、これくらいの料金の部分なら高速に乗せても大丈夫だ、そんな計算が出来るようになれば一人前の配車マンと言えるでしょう。
まぁ、正確な高速料金なんてのはとっさに出すのは難しいと思うので、だいたいの料金が把握できていれば問題ないですけどね。
まとめ
乗務員は高速道路を使用したがります。仕事を早く終わらせるという意味もありますし、一般道はストップアンドゴーが多いので運転も大変だからです。
しかし、売り上げのコントロールをしなければならない配車担当としては、もう目的に高速道路を使用を許可するべきではありません。
売り上げと利益のバランスを考え、しっかりと会社にお金を残して行くことが配車マンとしては大事なことと覚えて起きましょう。
売り上げを考えるための記事もありました。