配車係のたろー(@haisyaman_taro)です!
協力会社で昔やりとしていた会社があるんですが、仲の良かった配車マンが辞めてからぱったりと付き合いがなくなってしまいまして。
その後、新人らしき人が入っては電話をかけてきて、しばらくして辞めていき、また新人が入っては電話をかけてきて辞めるというのが続いていたんですよね。というのも、新しく入る人入る人、みんな同じように個性がない会話をしてくるようになってしまったので、面白味がなくなってしまったんですよ。
そしたらまた2、3ヶ月前にまた新しい人が入ったみたいで、弊社に電話をかけてくるようになりました。これがまた酷いのなんの。そんなんで仕事取れないでしょ?という対応だったんですよね。
取扱の教育をしてもらえない新人さん
彼女との会話を再現するとこんな感じ。
「もしもし、○○物流のAと申します。配車担当車の方いらっしゃいますか?」
「はい、どうぞー」
「お忙しいところ申し訳ありません。何かお荷物情報ありませんか?」
「暇だから無いですねー」
「そうですかー、なにかありましたらまたよろしくお願いします」
電話の内容としては1分無いですね。こんな電話が毎日続いていました。
仮にこれで荷物を取れてるんだとしたらちょっとビックリなんですが、何がダメか配車をやっている方ならもちろんわかりますよね。
決まったところに電話をかけているとは言え、配車で仕事を取るというのは自分を売ることです。私はこの電話で彼女の名前を覚えることはなかったですし、彼女も私の名前を覚える気がないという印象を与えてしまっていますよね。
これじゃ仕事も取れないし、配車の楽しみを知る前にやめちゃうんだろうなーと思ってました。
電話の対応が急に変わった瞬間
びっくりしたのが今日のこと。いつものように彼女から電話が。
「○○物流のAと申します。たろーさんいらっしゃいますか?」
(あれー?初めて俺の名前を出してきたぞ)
「私ですよ」
「たろーさんお世話になっております。明日以降、何かお荷物とかお車情報ございますか?」
「荷物はないけど車はいっぱい空いてるよ」
「あ、そうなんですね。では、お荷物情報を聞いたら連絡いたしますね!ちなみにどんな車種が空いてるんですか?」
「俺の手持ちは10t車ばっかりなんで、地場の10t荷物があればなんでもできますよー」
「わかりました、情報を聞いたらお流しします」
「バラはできる車両が限られてるんで、PLの荷物があったらよろしくね」
「わかりました。聞いてきます!」
私は耳を疑いましたよw
昨日まで同じ文言を繰り返す新人だったのに、今日になったら人が変わったように配車マンらしい会話をしだしたんですもんね。
いったい彼女に何があったのでしょうか?会社から指導があったのか、周りの配車マンに教えてもらったのか。いずれにせよ、相手の名前でターゲットをきちんと把握し、協力会社の車両情報を収集、次につなげる会話を行った、という点では格段のレベルアップをしたと言わざるを得ませんね。
少なくとも、会話はできるようになったので、タイミングが合えば仕事を振ったり振られたりできそうだなと思いました。
相手の情報を収集しよう
今はめっちゃ暇な時期なので、配車マンもぶっちゃけ時間を持て余してることが多いです。無駄なお喋りを嫌う人もいますが、今の時期だと暇すぎて会話につきあってくれる配車マンも多いでしょう。
こういう時に情報収集をするのはお勧めです。
- 相手の名前をちゃんと覚える
- どんな荷物が欲しいのか、どんな車両を運用しているのか把握する
電話するからにはこれくらいの情報を取りたいもんですね。
相手の趣味までわかればグッと距離が縮まるので、雑談が出来るなら興味のあることを聞き出すのもいいんじゃないでしょうか。私の上司が昔やってたのは、電話は3分以内で切るのを目標にしていたといっていましたが、その際にまずは相手の趣味などの話をして相手の心を掴み、荷物あったら頂戴、車あったら貸して、で会話を締めていたと言っていました。
私もこれには賛成だなーと思っている口なので、参考にしてみると良いかもしれませんね。
ちなみに、私語厳禁の会社もあるのでそこは気をつけた方がいいかもしれません(笑)
個人的には、私語厳禁の会社が儲かるとは思いませんけど…。