配車係のたろーです。残業してますか?
配車係も待機が多い?
乗務員の待機時間に対してメスが入り始めた昨今、だいぶ周りの状況も緩和されてきて、長時間大気ができない風潮になってきております。
配車マンも、
「もらった仕事のあそこの納品先、全然おりないんですけどどうなってんすか!?」
なんて強気に言えるようになってきました。二言目には、
「拘束時間が守れなくなっちゃうんすよ!」
なんて出てきたりして、荷主側もそれを言われちゃうと、
「待機料払うんでもう少し辛抱してください」
とか
「帰りの行程の高速代出すのでもう少し待機してください」
なんて言われるようにもなってきましたね。昔じゃ考えられないですが。
しかし忘れないでいただきたい。
配車担当も、乗務員が帰って来るまで待機ですから!
点呼するのを待ってますから!
特に小さい運送会社で一人で配車をやっている人は、朝の点呼から夜の点呼まで全部自分でやらざるをえない場合が多く、どうしても残業が発生しがちです。早朝の仕事をつけてたり、夜遅くまでかかる仕事をお願いしたりしていると、配車マンの労働時間もめちゃくちゃ長くなってしまいます。
給料に反映されない待機時間
乗務員に待機が発生して、配車係もそれを待つために残業をする。通常の流れから言ったら、配車係は残業代をもらうわけですが、どういうわけか残業代が出ない会社が結構あるんですよ。違法ですけど。
「待機時間も仕事のうちだから」
と、配車係に言い残して帰ってしまう社長もいるとかいないとか。
乗務員が待機したら騒ぎ立てるのに、自分ちの配車係が待機しているのは見て見ぬ振りですか?と言いたい。言ってやりたい。言えないけど。
ですので、いくら待機しようが残業しようが、配車係の給料は全く変わらず。むしろ乗務員よりも少ないことの方が圧倒的に多く、乗務員から配車係に転向させると給料の少なさに白目をむいてしまう状況です。そんでもってプレッシャーやストレス半端ないんですもん、そりゃ配車係なんて誰もやりたがらんわ。
乗務員もなり手がいないけど、配車係だってなり手がいないし、会社はきちんと考えて給料設定してもらいたいものです。
配車係にも待機料を払ってよ!
つまり何が言いたいかというと、
配車係にも待機料(残業代)よこせ!
ってことですね。
わかりますよ、言いたいことは。乗務員を待っているだけでしょ、とか、車番が来るのを待ってるだけでしょ?とか、指示書待ちでしょ?とか言いたいんでしょ?
でもね、それも含めて待機料だから!
配車係にも残業代を支給するよ、って流れにならないと、この業界はぜんぜん改善されていかないから!だからまずは金で解決してよ!ってことが言いたいんです。
金を払いたくない会社から、どんどん改善されていきますから。会社なんて金が絡まかったら業務改善しないもんなんだから、いい加減わかってくれよと末端配車マンは思うわけです。
せめて、土曜日くらい早く帰りたいんだからさ…。
頼むよ、会社…。
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