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日程が先の仕事って取る必要ある?活用次第で爆益に!

配車係のたろーです!

 

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取扱の仕事をやっているとたまーに、

 

「ちょっと先の話なんですけど、この仕事できませんか?」

 

というような話を受ける時があります。

 

正直言って、どんな仕事が出るのかもわからないのに先の仕事を取るというのはかなりリスクが高いですよね。特に、自社で絶対にやらなければならない仕事がある場合(自社製品を運ぶなど)、先にそれを片付けてないからでないと外販の仕事は取りづらいものです。

 

しかし、それも考えようでありまして、うまく活用すれば売上と利益を伸ばせますよね、というお話です。正直今日はベテラン配車マンには退屈な記事ですのでよろしくお願いします(笑)

 

日程が先の仕事の見極め方

 

非常に簡単な例を出します。

 

毎日必ずA地点からB地点へ運ぶ仕事があるとします。

 

この後の行程で絶対に取ったほうがいい案件ってどんな案件でしょうか??

 

…。

 

簡単ですよね?

 

B地点から車庫方面へ戻る仕事です。

 

つまり、先の仕事でとっていい仕事というのは、降ろし先から車庫に戻れる行程の仕事、ということになります。

 

簡単すぎましたか?でも配車の仕事の基本というのは、A地点からB地点へ行ったら、どうやって車庫に戻すか?というのを考えることです。特にフリーで動いている車両というのは、行きっぱなしというわけには行きませんから、ことさら戻る仕事が大事なんですね。

 

もちろん、普通であれば間に合う時間の仕事であるとか、あまりにも激安すぎないとか、繁忙期でないとか、条件はありますが、戻る仕事は早めに手をつけておきましょう、ということですね。

 

協力会社の定期仕事も頭に入れておこう

 

ちなみに、取扱の仕事というのは自社だけが求めているものではありません。協力会社も取扱の仕事をやっていれば、行程が合う仕事を欲しいと思っていることは頭に入れておかねば売上アップは見込めませんよね。

 

というわけで、協力会社の運行がどんなもんかを頭に入れておきましょう。

 

例えば、必ずA地点から集荷する仕事を持っている会社であれば、A地点へ近づくような仕事は欲しいはずと考えられます。

 

なので、もし懇意にしている会社がいるのなら少しでも覚えておき、

 

「そういえばこんな仕事聞いたんだけどやる?ちょっと先なんだけど」

 

と言ってあげるのができる配車マンではないでしょうか?もしそれで取ってくれなかったとしても、

 

「うちの会社のことを気にかけてくれてるんだな」

 

と好感度アップ間違いありません。配車マンは人望が仕事のタネですから、好感度はあげておくに越したことはないですからね。

 

先の仕事は基本取らない

 

以上が積極的にとっていくべき仕事です。

 

裏を返せば、これ以外の仕事は先の仕事で取るべきではありません。

 

暇な時ならなんとかなるかもしれませんが、最近はフリーの仕事ができる車も少なくなってきていますので、最悪売ればいいと思っていても売りさばけないことがあります。

 

前日になったら必ずやってくれる業者がいるなら別ですが、そこまでリスクをとってやるべきかは微妙なところです。私なら様子見ちゃうかなぁ。

 

ま、女性配車マンから、

 

「やっておいて〜」

 

と言われてスケベ心で引き受けちゃうってのも、配車マンあるあるだったりしますけどね…。

 

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