配車係のたろーです!
2019年に入って配車の具合はいかかですか?私はというと、閑散期をモロに味わっていまして、めちゃくちゃ暇してます…。
暇な時には電話をかけまくって仕事をとる!?
こんな時には電話攻撃だ!と意気込んで協力会社に電話しまくっている配車係のみなさん、ちょっと待った!その電話、本当に意味があるのでしょうか?
逆の立場になって考えてみてください。手持ちの仕事がないのに、
「なんか仕事ないですかー?」
と1時間おきに電話かかってくる。ウザくないですか?
そんなに頻繁に電話かけてきても仕事なんかねーよ!!
電話を切った後みんなそう言ってるはずですよね(笑)
私は言ってます…。
なんなら、
「仕事が出たらこっちから電話するから、今日はもう電話してこないで!」
と言うことすらあります。
どの会社にも仕事が出るタイミングがある
自分のことならわかるのに、なぜ人のとこになると分からなくなるのでしょうか。おそらく適度に仕事があるときは考えてないからだと思うのですが、仕事が出るのにはタイミングがあるのです。
運送だけやってる会社だといまいちピンと来ないかもしれませんが、出荷業務のある物流会社だと基本的には配車荷組をする時間が決まってます。例を挙げると、
- 12時に出荷データを取り込み
- 13時から配車荷組スタート
- 14時に荷組終了、行程に自社の車両を当てはめる
- 15時、空いている行程を走ってくれる車両を探す
こんな感じでしょうか。簡単に1時間おきにしてますが、もう少しタイトなパターンの方が多いかもしれません。繁忙期になると、車両情報も少なく理ますから、出来るだけ車両を早く集めたいですからね。
では上記の例だとどのタイミングで車両を集める電話をするかわかりますか?
閑散期は荷組が終わった後に車両を探す
繁忙期ともなると、見切りで車両を集めにかかりますが、閑散期は別です。車は市場に溢れてますからね。荷組をして、足りない車両だけを集めるという作業でも十分間に合うのです。
ということは、4の自社車両を当てはめ終わった後にしか、車両を集める電話をしないということです。
それなのに、午前中から仕事くれくれと電話をしていたらどうなるでしょうか?たとえ何台か必要だったとしても、
「あいつ電話かけまくってきてウザいから別の車輌を頼もう」
となりますよね。閑散期は車輌情報には事欠かないわけですから。
仕事も恋愛もしつこい男は嫌われるものなのです(恋愛は自信無いですけどね、私…)
タイミングは2回のみ!
私が思う、配車係に電話するタイミングって2回だけだと思ってます。
朝一始業してすぐと、上記の例で言えば15時のタイミングですね。
「おはようございまーす、今日も車輌空いてるんで声かけてくださいね!」
と、
「どうもー、今日の受注状況はどんな感じですかー?」
て所です。
それ以外で電話をかける理由があまり無いと個人的には思いますけど、みなさんはどう思います?
繁忙期や、それに近い時期になれば、逆に向こうから電話はかかってくるものですし、こちからかあえて電話をかける必要ってそんなに無いんじゃないかと。もちろん、雑談でコミュニケーションをとって仲良くなりつつ仕事をもらう、ってのも有効な場合はありますが、これも人を選びますからねぇ。
同じ会社で配車係が何人かいる場合、それぞれが電話かけるのもあまりよろしく無いと私は思ってます。相手の担当者が別々の場合はまぁいいんですがね…。
ちなみに、水屋さんは色々な企業さんとやりとりしているので、いろいろな受注情報が入ってきます。とは言え、それも電話しすぎても、受注に影響が出る可能性があるので嫌われるかもしれません。朝一で車輌情報を流しておく程度がいいのかもしれません(私はそうしてます)
最後に
配車係の仕事は、先輩から教わったり、独自で学んだり、お客さんから育てられたりと千差万別です。私も誰に教わるでもなく、なんとなく仕事を覚えてきました(もちろん、先輩からの指導教育は随所にありましたが、マニュアルはなかったですからね)
正直言うと、上記の2回ルールは私が最も尊敬する上司から教わったものです。
配車係の仕事は、お客さんがどのタイミングで仕事を受注し、どういうロジックで仕事を振るのかを見極める仕事だ、と仰ってました。最初は意味がわかりませんでしたが、今はなんとなく言いたいことがわかってきたといった所です。
皆さんも先輩から教わった印象深い仕事のルールがあるのではないっでしょうか?もしよろしければ、情報共有として、コメントに書き込んでいただけると嬉しいです。