配車係のたろー(@haisyaman_taro)です!
我々配車係にとって日々の仕事で恐ろしいことって、物量に波動があることだと思うんですよ。
みなさんの会社はこの日々の増減にどうやって対応していますか?
複数の要因が絡み合う物量の増減
配車係として一年でも仕事をすれば実感することだと思いますが、物量には繁忙期と閑散期がありますよね。我々の使命は、この物量の波動をいかに乗りこなすか?に尽きると思います。
物量が増減する理由は様々あります。
物量が増減する理由
増える要因
大型連休の前にセンターに在庫を入れるため
新商品が発売され一斉出荷が始まったため
飲料等、季節によって盛り上がりがあるため
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減る要因
連休に入り、センターや工場が休みになったため、配送がなくなったため
大型連休前にセンターに入った在庫が消費されず在庫過多なため
・・・
簡単に思いつく感じだとこんなもんでしょうか?
配車係といっても、得意な分野がありますから、パッと思い浮かぶ理由はまた違うかもしれません。私は平物とかはあまり詳しく無いので、需給がどのように決定しているのかいまいち把握してませんが。建築系とかだと、一帯の開発が終わってしまったため物量が落ち着いたとかはあるかもしれませんね。
食品とか飲料系に限って言えば、連休を境に物量の景色がガラッと変わることが多いという感じです。
暦がある限り物量の平準化は不可能
私が思うに、物量の平準化というのは難しいと思います。メーカーにいくら働きかけても、商品を売るためには相手が必要ですし、相手が受け取れる日・受け取れない日を設定する限り、物量の波動が出てしまうのは当然です。
弊社でも「物量の平準化をメーカーにお願いして…」なんて会議でよく発言されてますけど、はっきりいってそれでうまくいったことは一度もありません。もちろんメーカーが卸業者に働きかけてないわけでは無いと思いますが、休みの問題や人の問題で受け入れができないと言われてしまえば、平準化は出来ないでしょう。
特に最近は働き方改革が叫ばれてますので、物流会社もセンターもきちんと休みを取る方針が多いです。
金曜日の納品が多くて、月曜日の納品が少ないのも当然のことですよね。
この問題はメーカーSCMの皆さんが頑張って知恵を出して解決しなければならない問題でしょう。私たちのような、いち配車係では問題が大きすぎて何したらいいかわかりませんからね。まぁSCMの方々も現場を知らない人ばかりなので、解決策を用いれるとは到底思えませんけどね。なんなんでしょうね、SCMって。
物量の波動に対応するために仕事をするしかない
我々配車係からすると、いかにしてこの波動を吸収するかが目下の仕事ということになります。
これについては、他の記事でも書いてますので、参考になるかはわかりませんがリンクを貼っておきます。
解決策は一つでは無いので、配車係の皆さんで考えて乗り切っていきましょう!