相手に合わせて種まきをしよう
配車係のたろー(@haisyaman_taro)です!
コロナのせいで仕事が激減、辛い配車の日々が続いてますが、こう言う時こそ仕事が出てきたときの種まきをする時間!というわけで、明日につながる仕事をしましょうという話です。
会社によって得意な荷物は違う
例えば、あなたの会社が長距離しかしてない会社であった場合、知らない配車マンから電話がかかってきて、
「何か地場の荷物ありませんか!?」
と言われても、
「うち長距離専門なんで…」
と冷たくあしらうことになりますよね。もちろん、仲の良い配車マンから電話がかかってきて同じことを言われたら多少は考えるかもしれませんが、どちらにしろ今のような暇な時期に得意じゃない地場の仕事情報が入ってくるわけがないのはわかるかと思います。
自分の立場ならわかるのに、いざ逆になるとやってしまう人が多いです。特に新人配車マンはとにかく電話をしなければ!との思いもあるでしょうから、絶対にそこ需要と荷物が違うでしょ、ってところにもバンバン電話をかけてウザがられるのがありがちなパターンです。
繋がってる会社を想像する
長距離が得意な会社というのは、基本的に付き合ってる会社も長距離であることがほとんどです。上でも説明しましたけど、もし長距離を専門でやっている会社であれば、長距離が必要な荷主や配車マンが電話をかけてくることが予想されるわけです。必然的に、長距離の情報がどんどん集まってくる、という感じですかね。
ですから、
「地場の仕事情報をもし聞いたら教えてください」
と伝えたとしても、
(そもそも地場の仕事情報自体が入ってこないんだよなー)
ということになるわけ、ですねー。
ただ、繋がっている会社を想像することは大事です。例えばその会社が長距離しかしていなかったとしても、直荷主に大きいメーカーがあったりすると地場の仕事が必ずしも0ではないかなー、という気もしないでもない、ですかね。
とは言え、暇な時にぽっとでの運送会社に仕事を振ってくれるとは考えにくいので、あくまで参考程度に考えた方が良さそうです。私も色々試しましたけど、やはりその会社のメインの仕事以外の荷物情報はほとんど数えるほどしか受注したことがないです。しかもそんなにいい荷物でもなかったかな…。
種まきを頑張ろう
コロナウイルスのせいでかなり暇な時期が続いていますが、こういう時は普通の仕事というのはなかなか出てこないものです。こういう時は、次につながるような仕事をしてみるのがいいと思います。
地場の荷物が欲しいなら、地場の仕事をしている会社に電話をする。仲がいいからと言って、長距離の荷物をやっている会社に電話してもそこから続くことはほぼありません。
そして、今の状況ははっきり言えばあんまり記憶にないくらいの閑散期であり、こういう時は配車マンも暇です。暇と言うことは多少の会話にも付き合ってくれる可能性が高い。
「地場の荷物情報ありませんか?」
「聞いてないねー」
「何かありましたら教えてください」
ガチャ、ツーツー
これでは先につながる種まきにはなりません。相手はもちろん選びますが、会話が出来そうな相手だと判断できたら、興味を持ってくれそうな話題を持ち出してみましょう。
配車係というのは営業です。営業は喋ってなんぼでしょう(マシンガンのように喋くりまくれ、というわけではありませんよ)。仕事につながるような喋りは、仕事で色々試しながら覚えていくしかありません。
ようやく会話が出来るような暇な時期になっていますので、この会社はどんな荷物をもってるのかな?と考えながら、練習だと思って是非とも種まき頑張ってみてください。